お礼を言うのか。




「……………ありがと。」




あたしはボソッと言った。




それを見たみんなは笑顔であたしを見ていた。







「真城、送ってくよ!!」




大があたしの右側にたつ。




それに続いて力が左側。




なんか、いやな予感がする。




「「よーい。どん!!」」




二人に引っ張られながらあたしは家まで全力疾走だった。




そして何気にその後ろから残りの四人もついてきていた。




すっごいおかしな光景だったとおもう。




もう両側に双子はくっつけないと誓った瞬間だった。