あたしは後ろに振り返った。





するとそこには、紫頭と茶髪のツンツン野郎。



「やっとこっち向いたな!!」



ツンツン野郎が喋った。







「……………何?」




あたしは別に表情をだすことなく答えた。




「お前、佐倉真城だろ。どこ行くんだよ。今から理事長の話しだぞ?」



ツンツン野郎は元気き勢いよく言った。



あたしはそれとは反対に眉間に皺をよせて答える。



「理事長の話しなんて興味ないけど、何でどいつもこいつもあたしの名前知ってんのよ」



「さっき大五郎さんからお前のが逃げないように見張っとけって言われたからなそんとき名前聞いた。」



ツンツン野郎が答える。





大五郎め余計なことしやがって…