「……少しね。」
あたしは視線を下に落とした。
「「真城!!テニスしないの!?」」
大と力がキラキラした目であたしを見てくる。
「随分まえにやめたから。」
あたしは視線を昌人達に戻した。
「「そうなんだ。」」
二人は残念そうに言った。
「ごめん黙ってて。ちゃんと理由言ってこればよかったね。」
あたしは話をそらしたくて言った。
「いや。早とちりした俺らの方が悪かったんだから気にしないで。」
空良が笑いながら言った。
「それにしてもあの二人上手いな。さっきから全然ボール落とさねぇし。」
旭が昌人達を見て感心しながら言った。

