「「え!!ここに住んでんのって彼氏じゃなくて真城なの!?」」
風雅の言葉に大と力が驚いた。
二人だけじゃない、もちろん俺達だって驚いた。
いつも送るのは風雅だったから俺達は真城ちゃんの家を知らなかった。
まさかこんなところに住んでるとは。
「あいつって金持ちだったんだな。」
旭がマンションを見上げたままで言った。
「ちょっ待てよ!!ってことは真城は彼氏を家に入れて家族ぐるみで飯を食うのか!?」
馨が慌てて言った。
「彼氏と決まったわけじゃねぇ。」
馨の言葉を指摘したのは珍しく風雅だった。
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