笑わない理由も、何も感じない冷たい瞳の理由も俺達が全部受け止めるから。 真城ちゃんが話してくれるまで待っているよ。 君は、仲間でもあり風雅を変えてくれた二人目の女の子だから。 「おい!!出てきたぞ!!」 「「馨、五月蝿い。静かに。」」 馨は大と力に怒られていた。 どうやら真城ちゃんが学校の玄関から出てきたらしい。