「盛り上がってるところ悪いんだけど、その血ってあたしのだから。」 「はっ!?」 真剣に女子トイレを見ていた氷真は勢いよくあたしの方に振り向いた。 顔が怖い… 「真城、お前が殺人犯だったのか!!」 氷真のバカな発言に一発殴ってやった。 そしてさっきカミソリで切ってしまった指を見せた。 指先にパックリと切り傷ができていた。 ティッシュで押さえていたおかげで流石にもう血は出ていない。 と言うか、トイレに行くときに血が垂れていること全く気がつかなかった。 そこまで深かったかな、あの傷。