あたしがそんな呑気なことを考えていると風雅があたしの一歩前へでた。
「今日はお前らに報告することがある。」
風雅の低く、威厳のある声は倉庫全体に響きわたった。
「ここにいる佐倉真城は俺の不注意で黒蛇に狙われている。そこで、黒蛇との決着がつくまでこいつを風神の姫にする。」
風雅の言葉に一階にいる奴等がざわめきだした。
しかし風雅が言葉を発しようとするとすぐに静かになった。
「守るか守らないかはお前らが見て決めるといい。無理強いするつもりはねぇ。言いたいことがあるやつは申し出ろ。」
静まりかえる倉庫。

