「そんなに難しいことをするわけじゃないから大丈夫だぜ。」




「ただ風神の奴等の前に顔だして、少し挨拶するだけ。」




大と力が順番に説明してくれた。







「真城もしかして緊張してんの?」




馨がニヤニヤしながら言ってきた。




「別にしてないけど、ただどんなものか気になっただけ」




馨はあたしの言葉を信じてないようだ。





これ以上否定しても信じてくれないだろうと思いなにも言わなかった。




大と力はまだ喚いている旭にいたずらして追いかけられていた。






風雅はこんな五月蝿い中で爆睡中。






紫音といい、風雅といいどうしてこんな中で寝れるのだろう。