「なにあのブス。」
「なんで風雅様の後ろにいるわけ?」
「まじムカつくんですけど。」
女達の悪意がこもった声が聞こえてきたが全て無視した。
他人にどう思われようがどうってことないし。
女達の視線に耐えながらあたしは風雅の後ろをついて行った。
校門のまえにつくと、まず最初に目に入ったのは高級車。
なんでこんなところに高級車が?
そんなことを考えているあたしをよそに風雅達は全員高級車に入っていった。
「おい。真城、何やってんだ早く乗れよ。」
旭があたしを読んだ。
この高級車、こいつらのだったんだ。
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