「あっでも鞄、教室だ。」 「大丈夫だよ。氷真達に持ってくるように言っとくから」 空良は携帯で電話をしはじめた。 「行くぞ。」 あたしの隣にいた風雅が立ち上がったのに続いてみんなも立ち上がる。 「ほら、早くしろ。」 風雅はあたしを見下ろしながら言った。 あたしは立ち上がると風雅の後ろについっていった。 階段を降りると男子からは尊敬の視線、女子からは黄色い声が降り注ぐ。 女子にかんしては五月蝿すぎる。 どこからそんな声がでてるのか不思議なくらいだ。