風神I





「「ヤッター!!真城が姫になったー!!」」




大と力があたしにダイブしてきた。




「これから毎日一緒だね!!」




「毎日?」




力の言葉にあたしは反応した。





「真城ちゃんはこれから一人で行動するのは禁止だからね、それと朝は俺達の誰かが迎えに行くよ。放課後は風神の倉庫に来てもらうから。」





「ちょっと待って、そんな話聞いてない。」




あたしは空良を睨みながら言った。




「だって、言ったら真城ちゃん絶対に姫になってくれないだろ?」




ニッコリ微笑んでんじゃねぇよ。このエセ紳士。