「本当の彼女になるわけじゃないよ、彼女のフリをしてくれればいいんだ。」
空良が言った。
すると突然…
「お前に拒否権はねぇ。」
ずっと黙っていた風雅が口を開いた。
「黒蛇との決着がつくまで俺らが守ってやる。」
風雅はぶっきらぼうに言うと目を閉じて眠ってしまった。
「真城ちゃん、風雅の言う通り俺らが守るよ。あっちには顏もばれてるんだこれから一人で行動するのは危険だ。」
「黒蛇は全国で6位だ。おまけに卑怯な手だってつかってくる。俺らと一緒にいた方が安全だと思うけど。」
空良に続いて旭も言ってくる。
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