「あたし、まだ行くなんて言ってない。」 二人に引っ張られながらもなんとかあたしは言った。 「拒否権なんてないよー。」 「今から大事な話すんだし。風雅も屋上で待ってるしー。」 双子はあたしを引っ張りながらどんどんスピードを速めていく。 あたしは今、めちゃくちゃ変な格好で走っていて正直恥ずかしい。 引っ張っるのなんて一人で十分だろ!! 学校中の人にみられながらあたし達三人は二階の教室から五階の屋上まで全力で走っていた。