「……貰っておく。」 古城風雅はヨーグルトをポケットの中へ入れた。 ぬるくなりそう。 「送る。」 「別にいいよ。」 「家、どこだ。」 あたしの言葉を無視して古城風雅は聞いてきた。 「……あっちだけど。」 あたしもしぶしぶ答えた。 あたしの言葉を聞くと古城風雅はあたしの家の方に向かって歩きだした。 仕方なく、あたしも古城風雅の後ろを歩いた。 また沈黙ができる。 あたしはたった今思ったことを聞いてみることにした。 「ねぇ、古城風雅はどうしてあそこにいたの?」