「クスッ・・・REIAは私のお気に入りブランドだから調べてるの。」



「そうなんだ。」



真は私の横に座る。



ここ、縁側なんだけど。
風呂上がりに縁側にいたら風邪引くよ――って言っても中に入らないよね・・・



「ねぇ、呉葉は?一応、呉葉パパは華院のお手伝いしてるよね?」




真は目を見開いた。


・・・なんか失言しました?



「優菜、呉葉の家はめっちゃ有名だぞ。」



・・・そうだったのかい?