おかしい。天使会社に悪魔は入れないはず。 何故、ここに悪魔が? と普通は思うであろう。 だが、流羽は違った。 頭が床につくんじゃないか思うぐらい、誤っている悪魔に対し、容赦なく怒る。 「てめぇ、どこ見て歩いてんだよっ!てめぇみてぇな奴が一番迷惑なんだよっ。」 流羽は悪魔にそういって、その場から離れた。 悪魔は口を開き、ボーッと流羽の後ろ姿を見つめ、突然目を光らせ言った。 「かっ かっ かっこいい♥」 流羽は自分を見て、そんな事を言われているとは知らずに怒って去っていく。