高校生お嬢様&イケメン執事

「…………やはりあなたは鈍いですね」

 哀れみのような、そして奥に怒りをはらんだ瞳を向けられてその場に固まってしまう。


「あなたはいい加減自覚を持った方がいい」


 どういうこと?真山の言ってることがわかんない 


「ねぇ。鈍感ってなによ、さっきも言ってたわよね?なんのこと言ってんの」


「ほら、そういうとこですよ」


 クスリと笑うと、だんだんと近づいてくる。
逃げなきゃって言うのはわかるのに体が動いてくれない。