‐hide‐ハイド


それからキッチンに居る母親に「早起きしたなら皆を起こして来い」と頼まれて渋々皆を起こしに向かう。






「朝ですよ~」





まずは父親だ。





「…琳?」





「…はい」






父親がボンヤリと名前を呼ぶので返事を返す。






すると、ガバッと起き上がり私をマジマジと見てくる。



…すごいなぁ。




勢いよく起きるなんて、間違っても低血圧の私には出来ないのですこし感心した。






「琳が早起きするなんて!!今日は大雨か!?」




…オイ。




なんでこうもうちの両親は失礼なんだ。


「今日は快晴!私だってもう高校生だからっっ!」





言い捨ててからバタンッとドアを乱暴に閉めて部屋を出た。