「琳!」 笑顔で私に近づく汐。 やめて、こないで… どう接したらいいのか分からない。 「琳?」 やめて、私の名前を呼ばないで。 込み上げる感情が気持ち悪い。 おかしくなりそう。 これじゃあ、いつか汐に気付かれてしまう…。 嫌われるの? 気持ち悪いって…。 いやだ、いやだ、イヤダヨ…。 ならいっそ、突き放せばいい。 嫌われる前に、私から…。 「りーん」 …ごめんなさい。 今までありがとう。