‐hide‐ハイド


……



『惟斗!!どうしたの?』




目の前には惟斗の姿。




『会いたくなってさ!』


私の好きな笑顔。




『私も…』



会いたい





そう言いたいのに声が出なかった。




その人は誰…?


彼の隣には、彼と同じ制服をきた女の子。



手を繋いでいる。




『惟、斗…?』


『俺、他に好きな子できたんだ。だから…バイバイ』


そう残して私に背を向け2人で去っていく。



『やだ!!惟斗…やだよっっ』



叫んでも2人は遠退いて、やがて見えなくなった。