‐hide‐ハイド


「出来たわ。痛むだろうから、無理しちゃダメよ?」


「はい。じゃあ失礼しました」



「いつでも来なさいね」


「はい!」





頭を下げて保健室を出た。



階段がキツイなぁ。



「おはよ~ござります」



教室でもうかなり登校して来ていたみんなに挨拶する。



「ちょっ…大丈夫!?」

私の姿に眉をひそめる人や、驚く人、心配してくれる人。




「階段から派手に転がり落ちちゃって~朝からツイてないよ…」



わざと肩を落としたように言った。