周りから沸き上がる拍手に歓声を受けて答える彼女はかっこよかった。 「…オイ」 暫く呆然としていた彼が我に返ったように彼女に言う。 「何?…もっかい投げられたいの?」 彼女は睨みながら振り返った。 数秒の間どちらが殴り掛かってもおかしくないような張り詰めた空気がながれる。 バッ… 「悪かった!!すまねぇ!」 彼はいきなり頭を下げた。