家に着くと、偉そうに威張ってたから文句行ってやろうと思ってたのに、ソファーで眠る、祥志がいた。

 時計を見ると、11時を少し過ぎていた。

 橘龍、ちゃんと家に着いたかな。
 あ、あたしの名前、勝手に言ったことも文句言わないと。

 シャワーを浴びて、リビングに行くと祥志はまだそこで眠っていた。

 仕方なく、上からタオルケットを持ってきてかけてやる。
 どうせ、朝起きたら、タオルケットなんて無いのわかってるんだけど。

 冷蔵庫を開けると、いつものミルクティーがなかった。仕方なく、オレンジジュースを飲むことにした。


 
 携帯をスタンド式の充電器に差し込んで、電気を消してベッドに入った。

 お酒のせいか、何も考えずに、眠ることができた。