腕挫十字固-うでひしぎじゅうじがため-

 
「なんだよ。まだそれだけか」

 聞いた杜斗は呆れるように発して腕を組む。

「あ、酷いな」

「おいっまた逃げたぞ!」

 そんな声が倉庫の方から聞こえて2人は互いに顔を見合わせた。