数日後、キュリーのもとに依頼人がやって来た。


「キュリーはいるかい?」


「やあ、ロベルト警部じゃないですか。」


「このおっさん、誰だ?」


「ああ、メープルは初めて会うんだっけ。


この人はニューヨーク市警のロベルト警部だ。


ロベルト警部、彼女は新しく入った助手のメープルです。」


「女の子だったのか!


ところで、今回の依頼は、昨夜に起きた殺人事件の現場で見つかったものだ。


これを見てくれ。」