「キュリーさん!


まだ寝ているんですか!


いくら旅からの帰りだからってこんな時間まで!」


この50代の女性はマダム・ジェニー。


このマンションの大家さんだ。


世話好きで、キュリーに食事を届けたり部屋を掃除してくれる。


「すみません、ジェニーさん。」


「それより、下に客人ですよ。


なんだか男の子みたいだけど…」


「男の子?!」