「近寄るなミドリ。来るな! オマエの顔なんか見たくない!!」
「猟?」
「リズミーはなあ! リズミーは、オレの、オレの妹なんだよ!」
「何だって?」
「今度ばかりはオマエが許せねえ。許せねんだよー!!!!」
「どういうことだ?」
オレはリズミーとリュイの遺体をきちんと並べた。
「オレの・・・・・・妹と、お袋や」
「何を言っている?」
「オマエたち王族の生贄や! 生贄やでえ! 想像できるか? お袋の苦しみ。想像できるか? お袋の苦しみを知ってしまった息子の屈辱が!!」
「・・・・・・・・」
「銃を貸せ、ミドリ」
「どうするつもりだ?」
「いいからよこせ!」
ミドリは銃の安全装置をわざわざ外してからオレにライフルを手渡した。
オレに殺されるなら致し方あるまい。
ミドリはそんなつもりなのだろう。
オレはミドリに銃を向けた。
「猟?」
「リズミーはなあ! リズミーは、オレの、オレの妹なんだよ!」
「何だって?」
「今度ばかりはオマエが許せねえ。許せねんだよー!!!!」
「どういうことだ?」
オレはリズミーとリュイの遺体をきちんと並べた。
「オレの・・・・・・妹と、お袋や」
「何を言っている?」
「オマエたち王族の生贄や! 生贄やでえ! 想像できるか? お袋の苦しみ。想像できるか? お袋の苦しみを知ってしまった息子の屈辱が!!」
「・・・・・・・・」
「銃を貸せ、ミドリ」
「どうするつもりだ?」
「いいからよこせ!」
ミドリは銃の安全装置をわざわざ外してからオレにライフルを手渡した。
オレに殺されるなら致し方あるまい。
ミドリはそんなつもりなのだろう。
オレはミドリに銃を向けた。


