大佐が銃口をリズミーに向けた。
リズミーは母の遺体をギュッと抱きしめた。
「だったらまずリズミーから死んでもらう」
「ま、待て! 殺すのはオレだけにしろ。鍵を隠しているのはこのオレや。リズミーやサムトには関係ない! オマエらに逆らっているのはこのオレや。関係ないヤツを殺すな!」
「聞こえぬ」
トリガーに手がかかった。
「待て! やめろ! 撃つな!!」
ミドリの声だった。
だが大佐のライフルから銃声が響いた。
リズミーは母の遺体をギュッと抱きしめた。
「だったらまずリズミーから死んでもらう」
「ま、待て! 殺すのはオレだけにしろ。鍵を隠しているのはこのオレや。リズミーやサムトには関係ない! オマエらに逆らっているのはこのオレや。関係ないヤツを殺すな!」
「聞こえぬ」
トリガーに手がかかった。
「待て! やめろ! 撃つな!!」
ミドリの声だった。
だが大佐のライフルから銃声が響いた。


