「確かにフサ枝さんは毎月欠かさず酒と果物を供えてくれとったわい。羽生哲二サンの位牌にのう」
「親父・・・だけに?」
「で、フサ枝さんの遺骨、どうするつもりじゃ?」
「預かれ。今度こそ失くすなよ」
オレは納得行かなかったが、無事に祖母の納骨を済ませ、ミドリとサムトの待つ自宅へ向かった。
☆:・*★・・※・★・*☆
「え~? 骨がなかった?」
ミドリもサムトも驚いた。
驚いて当然だろう。
遺骨が逃げ出すわけないのだから。
そうか。
だからオレは時々お袋の幽霊を見たのだ。
お袋はオレにSOSを発していた。
いや。それとも。
「親父・・・だけに?」
「で、フサ枝さんの遺骨、どうするつもりじゃ?」
「預かれ。今度こそ失くすなよ」
オレは納得行かなかったが、無事に祖母の納骨を済ませ、ミドリとサムトの待つ自宅へ向かった。
☆:・*★・・※・★・*☆
「え~? 骨がなかった?」
ミドリもサムトも驚いた。
驚いて当然だろう。
遺骨が逃げ出すわけないのだから。
そうか。
だからオレは時々お袋の幽霊を見たのだ。
お袋はオレにSOSを発していた。
いや。それとも。


