「多美、あんた賢いわね」
「まあね♪あっ硫酸一応注文しといてくれない?アルコールとライターも必要なの」
「それならあたしが今日使ったやつの残りがあるから使ってくれていいわよ」
「ホント?嬉しい!ありがとう智美さん!!」
多美……、あたしは嬉しいよ。
寛人の為にこんなに必死になってくれて……。
自然と笑みがこぼれてきた。
「智美さん?」
「え?あっいや何でもないの、アイツがこの世からいなくなると考えたらなんか嬉しくなって」
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