雪姫〜雪のような純白の姫〜


「雪~。菊をつれてきたぞ」



来た来た



『ありがとう。お兄様。
菊ごめんね。いつも迷惑かけて』


「いえいえ。そんな・・・めっそうもございません」



『そう?
じゃあ、こんなことしても怒らない、でね』

ガチャ


そういって倉庫の鍵を閉めた。



『それじゃお二人仲良くしててね~
私は城下いってきま~す』