あのお兄様の長い説教から一週間が過ぎた頃。 雪はあれから一度も城下へ行けずにいた。 「ああもう!! お兄様のせいで城下にいけないじゃないの!!! 毎日が暇で暇でしょうがないじゃない!!!!」 「姫様。そんなことをおっしゃらないでくださいな。 わたくしめも姫様のお味方致したいのですかが、なにせ若様がお許しになられないのです。 しばし辛抱してください」 菊になだめられている私・・・ もはやここまで来ると菊を使ってもどうにもならないんです・・・ 本当に困ったもんです。