なんなのよ悪いのは稀龍でしょ!!

 私はぷんぷん怒りながら席に着いた。

 「またうちの子が何かしたの?」

 おばさんが心配そうに聞く。

 「い、いぇ…」

 寝ぼけてたとはいえベッドに入れられたなんて言えないよ!!

 「そう?ならいいんだけどねぇ」

 おばさんは再びお皿に料理を盛り始めた。

 ふぅ…。

 稀龍のバカーー!!

 心の中で叫んだ。