「この間は凄い仕打ちをどうも」 私を睨む杞憂ちゃん。 「お前さっさと帰れ」 「今日は伝言を伝えに来たの」 「あ?」 「とりあえず、その変な女と稀龍は稀龍の家に帰りましょ」 変な女? 私かっ!! 「なんで俺の家なんだよ」 「おば様と四人でお話しなければならないの」 「あっそ」 う、なんか大変なことに巻き込まれてる気が…。 「行くぞ美聖」 「ぅっうん」 急いで稀龍のもとへ駆ける。 やれやれ、今から何が起こるのか…。