「こっち」 そういって急いで路地裏に隠れる。 「ちょっ稀「しっ」 私の口を抑える。 「んぐっ」 「ったくどこ行ったのよぉ!」 杞憂ちゃんが走って行った。 「よし、戻るぞ」 今度は来た道をまた全速力で走る。 「早く入れ」 家についてすぐさま鍵を閉める。 「杞憂ちゃん可哀想じゃない!!」 「あいつはいいの」 杞憂ちゃんっていったい何者なのよ!