「ま、バカは余計なことすんなってことだな」 意地悪に笑う。 「バカは余計です!!」 稀龍にバカって言われるとなんか落ち込む…。 「俺は、バカな美聖が好きなんだけど?」 クスリと笑って私を見つめる。 「え?じゃあバカでもいいや!!」 好きって嬉しいもん!! 「ホント単純な奴」 髪をクシャっと撫でて教室にかばんを取りに保健室を出て行った。 優華ちゃんのことは大変だったけど恋人になれたし!! 一件落着!!