「大丈夫か?」 至近距離に稀龍の顔が。 「だっ大丈夫!!」 起き上がろうとすると寝かせられた。 「まだ寝とけ」 「ぅ…はぃ」 「疲れだってよ」 そういえば優華ちゃんのことでなかなか眠れなくて…。 「ホント、恋の手伝いとか柄にねぇことすんな!!」 デコピンされた。 「あぅっ…はい」 おとなしく返事をする。 「ホント可愛いな、俺の彼女」 そう呟いてキスを落とす稀龍。 「んっ、んなっ」 不意打ちに焦って口をパクパクさせてしまう。