「お、お邪魔します…」 朝この部屋であったことを思い出すたび顔が赤くなる。 あ、でもあれは稀龍が寝ぼけてただけでなんの意味もないんだぁ! そっかそっか、あはは(笑 「なに気持ちわりぃ顔してんだよ」 これ言われるの何回目よ!! 「で、なに?」 「お前朝のあれなんだよ」 へ? あ…忘れてた…。 「忘れてたんじゃねぇだろうな?」 片眉がピクピク動く。 「わわわわ、忘れてないです!!」 「嘘つけ!!」