お姉さんと似ている…姉弟なんだからあたりまえか、
と思っても恥ずかしくて、
メディお兄さんと目を合わせられず、
ずっとうつむいたせいで、
ギクシャクしてきました。


「まぁ、すぐなれるさ」

とメディお兄さんがつぶやいて、
向こうに行ったあとしばらくして、

元気な声が聞こえてきました。

「わっー!シフォくんだー!」

パティと、その後ろには、シオンくんが隠れるようにしています。

「シ、シオン…どうして…?」

「お父さんが……手伝いにいけって……」