「あ、お兄ちゃんお帰りなさい」

シオンくんが出迎えてくれましたが、シフォは無言で一人部屋に行ってしまいました。

「あれ…僕…嫌いなこといった…?」

シオンくんは悲しげな顔をします。

「ううん!そんなことないわ!あんなのほっといて夕食にしましょ!」
とローズはシオンを
台所へ連れて行きました。