「あっ…その…何も考えてないですよ?」


敬語になっちゃった…。


まぁ地道に頑張ればなんとかなるよね…ってそうじゃないんですよ!!


「何も考えてない?ホントにか?」


近い顔が近いよ…。


「ホントです…」


私は、ここが教室っていうのも忘れて、瑠衣くんと話している。


きっと、このとき私達はイチャイチャしてるみたいに見えたんだろうな…。


キーンコーンカーンコーン


た…助かった…。


私はホッと一息ついた。


席に戻ると女子がこっちを見ているような気がした。