そんなの絶対無理!


彼女役なんて、私緊張して上手く話せないよ…。


「ダメ…かな?」


あっ…三条くん困ってる…。


だけど…。


「な…なんで私なんですか…?私、じ…地味だし…か…可愛くないですし…何より、あなた方には釣り合わないと思います!!」


「そんなん関係ねぇ、俺たちがお前を選んだんだ、お前は俺たちの言う通りにすればいいんだよ」


「瑠衣、言い方!」


そんな…。


「ねっ、なるちゃんオレたちちゃんとなるちゃん守るよ♪」


そんなこと言われても…。


キーンコーンカーンコーン


チャイムなっちゃった…。


「それじゃ、すぐに返事出さなくてもいいよ、また後でね♪」

3人は自分の席に戻っていった。


そうだ、あとで二人の名前聞かなきゃ。