イタル~another day~

総太さんが向かったのは、
俺の街の方向だった。

2個越えなくては行けない山の
1個目のふもとで停まった。

「この山の登り下りがいい練習になる」

「意外とあらゆるシチュエーションが揃ってる。カーブの種類や起伏の種類が多いんだ」

そうしておそるおそる一往復する俺に付き合った後、

最後に
「あっちに帰る時はかまわんが、練習で向こうの山には行くなよ」
と総太さんに言われて別れた。

向こうの山を走るのは
難しいんだろうか?