イタル~another day~

作業をやめた総太さんの背中が固まっていた。


「イタル~。悲しかったぞ・・・」

しぼりだすような声だった。

「すみません」

再び頭をさげる。

「・・・ここでおまえのバイクを見た時は」

近づいて来る音。

肩にポンと手を置かれる。

「でも、おまえも辛かったな」

顔をあげるとそこには総太さんのくしゃくしゃになった顔があった。