イタル~another day~

ふらっと出てきたのはおやじさんだった。

「もう会えんと思っちょったよ」
と言いながら奥に総太さんがいることを教えてくれた。


奥へ進むとスクラップの山の前で、

何かにスプレーをかけている総太さんがいた。


その背中に

「総太さん、すみませんでした」

と大きく声をかけた。


時がとまる。

音はない。


とまった時がどれくらいだったのか?


そっと背中を見る。