イタル~another day~

空席だらけの座席の中でも、

さらに周りに誰もいないところに座った。


孤独だったが、

宇宙で感じる孤独はこんなものではないはずだ

などと勝手に自分を慰めていた。


鉄橋を渡り、トンネルまでが生まれ育った街だ。

鉄橋は川を越えて行く。


眼下に見える河原で遊んだこともあった。


進や知沙や、

それからいっぱいの友達・・・