イタル~another day~

エンジンをかけ、寮の自分の部屋へとバイクを疾走らせる。

救急車とパトカーとすれ違った。

"早く進を助けてくれ"
と思いながらバックミラーの中の救急車を一度見た。


帰ろう。

自分の場所へ。

この街は

俺が知ってた進と知沙のいないこの街は

もう俺を受け入れてはくれない。


帰る場所に玲ちゃんがいないのがさびしかった。