イタル~another day~

ゆっくりと市立高校への道を疾走る。

嫌な予感。

嫌な予感。


街灯の途切れるあたりに
黒い塊がぼんやりと見える。

少しスピードを上げて近づくとヘッドライトが下品な車を照らしだした。

バイクを停めて降りる。

車が1台、

バイクが3台。



車とバイクはこの間のシゲルたちのモノのようだ。


「シゲル?」
小さな声を出すが返事はない。


道の両側は空き地で雑草が茂っていた。

なんでこんな暗いところに街灯もないんだよ?

「シゲルー!」
少し声を張って見た。

ガサッ

ガサッと音がして

何かが近付いて来る。