イタル~another day~

「玲ちゃん、1年とちょっと・・・短かったけどありがとうございました」

頭を下げる。

「こっちこそ楽しかったよ。ほんとうにイタルの母親代わりが出来るなんて思ってなかった。あの小さい赤ちゃんだったイタルが高校生だなんて最初は戸惑ったよ」

「親戚のおっさんみたいだったじゃないか」

「どう振る舞ったらいいかわかんなかったんだよ」

「俺なんか昔のこと、覚えてなかったし」

「ひどい奴だ」

「でも、今度のことは忘れないよ」