イタル~another day~

時間感覚もなくなって、
どれくらい待ってるのか
わからなくなった頃、

森さんの奥さん・・・
りゅうじくんのおばあさん(になるのかな?)が部屋にやって来た。

あわてて座ると、
まじまじと眺められた。

「あなたが至さんなの・・・」
座卓の向かいに腰を下ろしながら、
やけに感慨深げに言われる。

「玲子さんにかわいがられていたのですってね」

かわいがられていた

っていうのは昔のことだよな?

「小さかったのであまり覚えていないのです」
と答えると、
ずいぶん驚かれた。

しかしすぐに、
「そう。そうなのね。そうかもしれないわね」
と納得したようだった。